開場14:30 開演15:00 日本初演・原語上演・字幕付
チケット 一般:前売4,500円・当日5,000円 学生:3,500円(前売・当日とも)
チケットは、13:30から14:45まで会場前の引き替え窓口で座席券に引き替えます。(開演直前は混雑いたしますので、座席券の引替は14:45までにお願いいたします。)
ホール空調設備と古楽器使用の特性上、冷房が効き過ぎる場合があります。冷房に弱い方は暖かめの服装でご来場いただくか、お手数ですが肩掛けなどをご用意ください。
◆指揮・演出・制作
大森 地塩
◆キャスト
老田 裕子 Rodelinda ロデリンダ
福島 紀子 Bertarido ベルダリード
清原 邦仁 Grimoaldo グリモアルド
山田 愛子 Eduige エドゥイージェ
村松 稔之 Unulfo ウヌルフォ
的場 正剛 Garibaldo ガリバルド
◆バロック・アンサンブル・VOC:リーダー 上塚 憲一
第1ヴァイオリン:大内山 薫・嵯峨山 庸子
第2ヴァイオリン:伊左治 道生・近藤 昌子
ヴィオラ:上野 博孝
チェロ:上塚 憲一
コントラバス:田中 寿代
オーボエ:松本 剛・中村 希
フルート:出口 かよ子
チェンバロ:吉竹 百合子
リュート:高本 一郎
◆
衣装:中埜 愛子
字幕:藤野 明子
美術:かわすみ みわこ・大草 真弓・大森 地塩
◆
主催: Vivava Opera Company
協賛: KINCHO(大日本除虫菊株式会社)
後援: 伊丹市、伊丹市教育委員会、伊丹市文化振興財団、宝塚市、宝塚市教育委員会、宝塚市文化財団、大阪音楽大学・大阪音楽大学《幸楽会》、京都市立芸術大学音楽学部、クラブファンタジー《神戸女学院大学音楽学部同窓会》、武庫川女子大学音楽学部
関西元気文化圏参加事業
長年お楽しみいただきましたVOCのヘンデル・オペラでございますが、諸般の事情により、残念ではございますが今年の『ロデリンダ』をもって一区切りとさせていただきます。その後も音楽団体としてのVOCは当面存続させ、設立趣意に添って、前途有為な歌い手へ演奏機会を提供しながら、品質の高いオペラを何らかの形で皆様に楽しんでいただける方法がないものか模索して参りたく存じます。
活動再開の時が参りました節は改めてご案内差し上げますので、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
ミラノの国王ベルタリードは、妹エドゥイージェの婚約者でパヴィアの王であるグリモアルドとの戦いに敗れて亡くなり、王妃ロデリンダは幼い息子フラービオと共にその死を心から嘆いていた。
ロンバルディアとミラノをほぼ手中に収め、エドゥイージェに飽きてきていたグリモアルドは、ロデリンダへの愛を打ち明けて結婚を迫る。しかし、実はベルタリードは忠実な家臣ウヌルフォに守られ、フン族に扮して生きていた。
自らがミラノとロンバルディアの王位を狙って策略を巡らす腹黒いトリノ公ガリバルドから、グリモアルドと結婚しなければ息子フラービオを殺すと脅されたロデリンダは、仕方なく要求に応じると答えるのだが、自分の墓の前でそれを見てしまったベルタリードは、妻の貞操を疑って嘆き憤る...。
グリモアルドの執拗な求愛に耐えられなくなったロデリンダは、その要求の非道さを世に示そうと、逆に、「自分の目の前で息子を殺せば結婚を承諾する。」と狂気の宣言を放つ。誇り高い王妃と息子の運命は...??グリモアルドとエドゥイージェはガリバルドの奸計に従うのか?ベルタリードは妻子を救うことができるのか?
ヘンデルのオペラではお馴染みの、横恋慕と権力争いが縦横に展開する『ロデリンダ』。いつものようなどんでん返しは起こるのでしょうか?
大阪音楽大学大学院歌曲研究室修了。オペラ『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、『フィガロの結婚』、『椿姫』などで主要な役を演じ、宗教曲でも数多くソリストを務める。全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、日本音楽コンクール歌曲部門入選、飯塚音楽新人コンクール第1位、松方ホール音楽賞大賞、音楽クリティッククラブ奨励賞、神戸市文化奨励賞、神戸・灘ライオンズ音楽賞、大阪文化祭奨励賞、兵庫県芸術文化奨励賞、平成24年度文化庁芸術祭音楽部門新人賞受賞。現在、関西二期会、神戸音楽家協会、神戸波の会、日本ドイツリート協会各会員、神戸市混声合唱団団員、同志社女子大学嘱託教員。
大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。第25回イタリア声楽コンコルソ シェナ部門金賞。オペラでは『フィガロの結婚』『コシ・ファン・トゥッテ』『魔笛』『ブルスキーノ氏』(日伊合同オペラ)『蝶々夫人』『リゴレット』『カヴァレリア・ルスティカーナ』『修道女アンジェリカ』『こうもり』『アルバート・ヘリング』『ラインの黄金』『ファルスタッフ』や『カルメン』『オルランド』のタイトルロールとして好演を評す。アルトソリストとしては「第九」「メサイア」「三角帽子」等オーケストラとの共演、各種演奏会に幅広く活動。関西二期会正会員。大阪大学混声合唱団、神戸大学混声合唱団「アポロン」のアルトヴォイストレーナー。大阪音大カレッジ・オペラハウス合唱団団員。
大阪音楽大学大学院修了。数多くの公演にソリストとして出演。『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『リゴレット』マントヴァ公爵、『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョ、『ヘンゼルとグレーテル』魔女、『蝶々夫人』ゴロー等、幅広い役柄を好演。2006年イタリアで『蝶々夫人』ゴローを演じ好評を得た。帝国劇場『レ・ミゼラブル』などにも出演。多くの宗教曲・合唱曲のソリストをつとめ、自主企画オペラなどの演出も手掛ける。関西歌劇団理事。上方オペラ工房メンバー。大阪音楽大学非常勤講師。平成17年度大阪舞台芸術新人賞受賞。
神戸女学院大学音楽学部卒業、同大学大学院音楽研究科修了。第12回松方ホール音楽賞受賞、第79回日本音楽コンクール声楽部門入選、第49回なにわ芸術祭新進音楽家競演会新人奨励賞受賞、第58回全日本学生音楽コンクール大阪大会大学・一般の部第3位、第16回宝塚ベガ音楽コンクール声楽部門第6位、他受賞。関西二期会オペラ公演『ナクソス島のアリアドネ』ドリャーデ役でオペラデビュー。モーツァルト『レクイエム』、ヘンデル『メサイア』、ヴィヴァルディ『グロリア』、ベートーヴェン『第九』等のソリストを務める。斉藤言子氏に師事。関西二期会会員、神戸市混声合唱団団員、神戸女学院大学非常勤講師。
京都府出身。 京都市立音楽高等学校、東京藝術大学卒業(卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞)現在、同大学院音楽研究科修士課程独唱科在学中。第20回ABC新人コンサート・オーディション最優秀音楽賞受賞、第16回松方音楽賞奨励賞受賞。声楽を藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子の各氏に師事。芸大フィル、大阪フィル、東京ヴィヴァルディ合奏団と共演。NHK-FM「リサイタル•ノヴァ」やABC放送にて飯森範親指揮・大阪フィルとの共演などテレビ・ラジオにも出演、12年東京・京都での小林道夫氏伴奏によるリサイタルは各誌面にて絶賛された。バッハカンタータ、ヨハネ受難曲、ヘンデル「メサイア」のソリストを務める。
大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。同大学音楽専攻科声楽専攻修了。第15回「長江杯」国際音楽コンクール声楽一般部門第一位。第21回日本クラシック音楽コンクール声楽部門入賞。『フィガロの結婚』フィガロ、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ・騎士長、『魔笛』ザラストロ・パパゲーノ、『ラ・ボエーム』べノア・アルチンドロなどでオペラに出演。またベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」、バッハ「ヨハネ受難曲」等のソリストを務める。川下登、大森地塩の各氏に師事。現在びわ湖ホールアンサンブルメンバー。
関西学院大学法学部・京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。1984年ドレスデン国立歌劇場スタジオソリスト契約。2001年よりVivava Opera Company主宰。2002年『オルフェオとエウリディーチェ』(グルック作曲)、2003年『ディドとエネアス』(パーセル作曲)、2004年『ロンバルディアの王フラーヴィオ』、2005年『アルチーナ』、2006年『デイダミア』、2007年『イメネーオ』、2008年『トロメーオ』、2009年『オルランド』、2010年『ロターリオ』(ヘンデル作曲)、2011年『ロードペとダミーラの運命』(ツィアーニ作曲)、2012年『ラダミスト』(ヘンデル作曲)等のオペラを、指揮・演出・制作。声楽教師・ヴォイストレーナー・指揮者。武庫川女子大学音楽学部准教授。
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